g7でも高い人気を誇るフェスタレッド。このカラーは非常に表現が難しく、ヴィンテージ個体の現存している実機においてもあまりに多くのパターンが確認されています。
故にイメージする「理想のフェスタレッド」というのは人によってバラつきもございます。

サーモンピンクに近い印象のもの。赤味の強いもの。オレンジに近いもの。黒さと重みを感じるもの等、実に多岐に渡ります。
 
本機もそんな例に違わずオーナー様拘りのフェスタレッドを実現出来た一本となります。
 
まずは理想に近い画像データ、書籍内画像をご提出頂きます。実際のカラーリング時にはお立ち会い頂く事で直接担当とディスカッションしながら作業を詰めていく事が出来る為、こういった細かい拘りも徹底して反映させて頂けます。
 
 
併せてピックガードにはg7オリジナルのミントグリーンガードを採用し、ビジュアル面での雰囲気を一層ヴィンテージライクな迫力あるものとしています。
 
SSHという現代的なピックアップ配列としながらも、雰囲気は泥臭いヴィンテージライクなイメージを実現した、ある意味g7らしい仕上がりとなっています。
 
 
そのピックアップはGrinningDogへ依頼したオリジナルセットを採用しています。
フロントとセンターはE60sをベースに。リアは59PAFをベースにしたセットとなっています。出力バランスやトーンバランスを意識し、切り替えた際の違和感を極力無くすような工夫も施されています。
加えてリアの弦間ピッチもフェンダーピッチとする事で、サウンド的にも見た目的にもバランス良く収まる仕上がりとしました。
 
 
ルックスのイメージを裏切らない上質なヴィンテージトラッドトーンは、本機の持つ最も大きな魅力と言えるでしょう。
 
オーナー様にはこのギターならではの面白み、魅力を是非存分にご堪能頂けると嬉しいです。