G'7 Special
g7-JM/M
〝Lake Placid Blue〟

製作秘話


 
今回はg7-JMをベースモデルとし、神田ジョン氏のシグネチャーモデルAster Noteの特徴をインストールしつつオーナー様独自の拘りもバランス良く内包出来た一本です。
 
 
ボディーにはアッシュ、ネックにはハードメイプル、指板もハードメイプルを採用しています。
 
ジャズマスターに詳しい方なら、このウッドスペックの時点で違和感を感じるでしょう。実際にFender社のヴィンテージジャズマスターにはこういったスペックは存在してません。
ですがこのウッドスペックで製作された本機は、他のジャズマスターシェイプでは体感する事が出来ない特別な感触とトーンを有しています。
 
ブライトな高域をピークに、タイトな立ち上がりを見せるメイプル指板。そして引き締まったボトムとブライトなエッジが特徴のアッシュボディー。この組み合わせならではの明瞭感とダイレクトな鳴り感は非常に存在感も溢れる魅力です。
 
加えてg7-JMならではの豊かな倍音と太い音像によって、耳に痛いピーキーさは皆無。むしろ聴感上とても太く逞しい印象すら持つのが本機の持ち味であり強みと言えます。
 
 
ピックアップはFR共にお客様のお持ち込みパーツを採用しました。
異なるメーカーを混在させる形の為、セッティングには気を使います。聴感上のパワーバランス、トーンバランスを魅力的な状態で実現する必要がある為、耳だけを頼りに独自のセッティングを詰めさせて頂きました。
 
 
カラーは鮮やかなLake Placid Blue。レリックも加えていますが、オーナー様からのご要望で鮮やかな青を残しながら、の方向で仕上げております。
ジョンさんのAster Noteとは対極にあるような印象を受けますね。
 
間違いなくこの世に一本しか無い、スペシャルなモデルとなったように思います。
今後は弾き込んで弾き込んで、楽器としての成長も是非楽しんで頂きたいですね。
 
 

【Spec】
Body : Ash 2P
Neck : Hard Maple 1P
Fingerboard : Hard Maple 1P / 22f / Block & Bind
Joint : Detachable
Machine Head : Gotoh SD91-05M
Bridges : A/P JM w/Guardian RisingSaddle & Retrotone FixingBush
Pickups : Retrotone & Curtis Novak
Control : 1Vol , 1Tone , 1Toggle
Color : Lake Placid Blue
Finish : Lightly Relic (Full Lacquer)

2020/9/17

ピックアップは別メーカー同士を組み合わせ採用

ピックアップにはRetrotoneをフロントに、リアにはCurtis Novakを組み合わせ採用しております。別メーカー同士を組み合わせる際は出力バランス他、やはり扱いに多少の慣れは必要かもしれません。調整によって出来る限り違和感なく切り替えられるよう意識しています。
  

ハードウェアはゴールドパーツを採用

ハードウェアは美しいゴールドメッキを採用。ここ最近急激に入手し辛くなったジャズマスター用ゴールドハードウェアですが、g7では常時確保に努めています。ボディーのブルーとは相性も抜群ですね。
 

ブリッジにはRisingSaddleとFixingBushをセットで採用

ジャズマスター一番の泣きどころであるブリッジ周りのトラブル、ストレスを劇的に緩和しつつ、太く逞しいボトムエンドを持つトーンへとプッシュアップしてくれます。
 

ボディーにはレリック加工

今回はレリック加工を施していますが、オーナー様より青色を生かしたとのご要望があり、ボディーは勿論、整合性を取るためにネック側のラッカー焼け加工や汚し等の演出は極力控えめに仕上げました。
 

ヘッドは神田ジョンさんのAster Note仕様を採用

ヘッドシェイプは先日発売したAster Note仕様を採用しています。専用ロゴも加わり、スペシャル感のあるヘッドとなりました。