G'7 Special
g7-ST Type3
〝Custom Red〟

製作秘話


 
今回のオーダーですが、大まかには王道のスラブローズ期のストラトシェイプ。加えてフェスタレッドをレリック仕上げで、といったイメージでスタートしました。
 
大きな特徴としては、まずカラーリング。今回もカラーリング時にはお立会い頂き、少しずつ理想のカラーになるようディスカッションを重ねながら進めていきました。
その流れの中で、オーナー様のイメージにあるカラーはフェスタレッドよりもっと強い赤を持ったカラーであった事が分かり、結果的に完全オリジナルな赤色が完成しました。
そこから更にレリックに伴う加工や経年変化の演出も加わった事で、唯一無二な特別な表情を持つカラーとなりました。
 
そして指板のポジションマークにはドットポジションが埋められますが、今回は白蝶貝のドットを採用しました。目立たないようでいて、全体の雰囲気に大きく影響してくるポイントとなっています。
 
 
非常にタイトなレスポンスと、それでいてピーキーではなく太く泥臭い中音域、そしてブライトな質感と心地いい鈴鳴り感、それらのバランス感が大変秀逸な本機。
ヴィンテージライクな出音と感触ではありますが、同時にモダンコンポーネントにも通じるようなバランスの良さ、良い意味でのコンプレッション感、上品な音像など、ヴィンテージにのみ偏る事のない裾野の広さも実感出来るポテンシャルを感じました。
 
今後弾き込んでいく事でこれらの特性も更に磨きがかかる事でしょう。それらの成長も大変楽しみな一本が完成しました。
 
 
 

【Spec】
Body : Alder 2P
Neck : Hard Maple 1P
Finger Boad : Jacaranda / 21f(Jescar #55090NS)
Joint : Detachable
Machine Head : Gotoh SD91-05M
Bridges : g7 Custom Synchronized Tremolo
Pickups : Vanzandt Vintage Plus Less Pressure Set
Control : 1Vol , 2Tone , 1Lever SW(g7-ST Original Circuit)
Color : Custom Red
Finish : Relic (Full Lacquer)

 
 

2020/08/13

ピックアップにはVanzandtをセットで採用

VanzandtのVintage Plus Less Pressureをセットで採用。スラブローズ期のストラトPUをイメージしながらも適度に中域と出力が足される事で、 扱い易さも突き詰めたモデルです。加えてヴィンテージ個体特有の経年変化で弱くなった巻きを再現したレスプレッシャーを採用する事で、ヴィンテージ特有の減衰感やテンション感が味わえます。
  

カラーは拘りのカスタムレッド

元々はフェスタレッドというオーダーでしたが、色合わせの立会い時のディスカッションから、イメージとフェスタは異なるという結論に達し、急遽オリジナルの赤色へと仕上げる方向へ舵を切りました。結果、同じ色は二度と再現出来ないこの世に一つだけのオリジナルのカスタムレッド(Ferrari RedとFiesta Redの中間色のようなイメージです)が生まれました。リアルなレリックも相まって目を引く存在感です。
 

指板には希少なハカランダ材を採用

指板には希少なハカランダ材を採用しており、タイトな輪郭とレスポンス。加えて艶のある中音域が心地いい響きをもたらします。オーナー様のご希望でドットはパール(白蝶貝)を使用しました。