G'7 Special
g7-TL Type3
"1962 Blonde"

製作秘話


 
今回のオーダーモデル、ご覧頂いた瞬間に気付かれた方もいらっしゃるかもしれません。
本機はオーナー様より、新藤晴一さん所有の1962年テレキャスターを参考にしたモデルをとご要望を頂きました。
 
ルックス面での拘りとしてブロンドカラーそのものは勿論ですが、それ以外のトップラッカーの焼け色やムラ感、そういった辺りも出来る限り寄せて欲しいとのご要望を頂き、職人側とも直接お話し合い頂きながら仕上げていきました。
 
弊店では過去にご本人所有の実機を調整で承った事もあり、サウンド面ではその時の記憶を頼りに同様の方向性に出来るよう様々な角度からお勧め、アプローチを取らせて頂きました。
 
ボディー材の木取りはご本人所有機とはまた異なりますが、重量バランスとトーンにおいて近しくなるであろう素材を選定させて頂きました。
加えてピックアップやブリッジなどの主要パーツも、方向性に準じているものをお勧めし採用しています。
 
 
新藤さんご本人はレスポンス時のタッチに大変強い拘りを持たれており、リアルなバイト感と綺麗過ぎない音像、、、秀逸過ぎない音像という絶妙なトーンバランスを好まれます。
 
本機においても乾いたバイト感とタイトな中域、そして枯れた隙間感や自然な減衰音を意識した仕上がりとなっており、仮に新藤さんご本人に触って頂いても気に入ってくれるであろう仕上がりとなったのではないでしょうか。
 
オーナー様にも是非しっかりと弾き込んで、実際のヴィンテージ個体にも負けない一本へと育て上げて頂きたいと思っています。
 
 

【Spec】
Body : Ash 2P
Neck : Hard Maple 1P
Finger Boad : Jacaranda / Jescar 21f / 305R
Joint : Detachable
Machine Head : Gotoh SD91-05M-L
Bridges : Fender Vintage Style
Pickups : Vintage Maniacs TL60s
Control : 1Vol , 1Tone , 3way SW
Color : 1962 Blonde
Finish : Half Vintage (Full Lacquer)

 
 

2020/2/24

ピックアップにはVintage Maniacsを採用

ピックアップはVintage ManiacsのTL60sを採用。狙いとなる60年代前半のトーンにフォーカスを当てているピックアップで、バイト感や隙間感も申し分なく、綺麗すぎない枯れたトーンがg7-TLとの相性も抜群です。
  

ブリッジにはFenderを採用

ブリッジにはFenderのブリッジプレート、3点スパイラルサドルをお持ち込み頂き採用しました。目標モデルと同じタイプのブリッジとする事でルックスは勿論ですが音への影響も非常に大きく、無視出来ない要素としてお勧めさせて頂きました。
 

ボディーカラーはヴィンテージブロンド

カラーリングは新藤さん所有のテレキャスターへ出来る限り寄せて欲しいと強いご要望を頂き、ブロンドのシースルー具合は勿論、焼け色や焼けムラまで含め実機に迫る雰囲気を再現しました。
 

指板はハカランダを採用

指板には希少なハカランダを贅沢に採用。中域に特化した特性を持つローズですが、硬質かつ油分を蓄え易いハカランダは、タイトなレスポンスと艶を与えてくれ、音像の輪郭も見え易くなります。
 

ヘッド裏の特殊な形状も再現

オーナー様よりたってのご希望でヘッド裏のヒール部分の形状も、画像を参考にしながら再現しました。ヴィンテージ個体によく見られる少々歪な形状ですが、これによって更に雰囲気も近付いたように思います。