G'7 Special
g7-ST Type1
〝Candy Apple Red〟

製作秘話


 
パッと見だと伝わらない拘りが反映され、有りそうで無かった独自の個性を持った一本となりました。オーダーでしか実現出来ない細かな拘りを感じ取って下さい。
 
ボディーにはアッシュ2P、ネック及び指板にはメイプル1Pをそれぞれ採用しました。このウッドスペックと画像をご覧頂いた時点で「おや?」となる方も多いかと思います。
 
アッシュ+メイプル1P(スモールヘッド)のストラトは1955年頃までの初期スペックですが、その当時キャンディーアップルレッドはまだリリースされておらず、この組み合わせでのオリジナル個体は恐らく歴史上一本も存在していないスペック。
更にストラトの初期スペックではピックガードも白3Pの存在は無く、あらゆる箇所でヒストリカルなスタイルからは逸脱しているモデルではあります。
 
しかしこれらのスペックはオーナー様の理想を実現する為「敢えて」の選択であり、結果として個性的でありながらも本機からはアンバランスな印象を受けず、ヴィンテージライクな一本として見事に完成されている事がポイントです。
 
カラーのキャンディーアップルレッドもオーナー様の強い拘りを反映し、ディープさと色気を兼ね備えた"強い赤"を実現出来たのではないでしょうか。
 
 
アッシュ+メイプル1Pらしくタイトでエッジの効いたレスポンスが特徴ですが、本機の魅力はトップだけではないボトムエンドの反応の良さ、トーンの太さではないでしょうか。
ピッキングに対するが反応もレンジが広く、スピード感も一級品。それでいて広がりのある倍音や音の艶感も素晴らしく、適度な暴れ感も泥臭く雰囲気タップリ。
線の細さや退屈さとは無縁の印象を受けました。
 
お渡しの際にはオーナー様も大変喜んで頂き、サウンドチェックではいつまでも弾いていたくなる中毒性のある魅力に早くも取り憑かれ始めている印象でした。
 
 

【Spec】
Body : Ash2P
Neck : Hard Maple 1P
Finger Boad : Hard Maple 1P / 21f
Joint : Detachable
Machine Head : Gotoh SD91-05M
Bridges : g7 Original Synchronized Tremolo
Pickups : Vanzandt True Vintage (Less Pressuer) Set
Control : 1Vol , 2Tone , 1SW(g7-ST Original Circuit)
Color : Candy Apple Red
Finish : Half Vintage (Full Lacquer)

 
 

2019/02/16

ピックアップにはVan Zandtを採用

ピックアップにはVan ZandtのTrue Vintageをセットで採用。50s中期〜後半のフェンダーを彷彿とさせるツワンギーでブライトなトーンが特徴で、本機のようなメイプル指板のモデルとは非常に相性の良いピックアップです。
  

ネック及び指板はメイプル1P

フェンダー50sモデルのアイコンであるメイプル1Pを採用。アタックが強めでダイレクトなレスポンス感、そしてブライトでややエッジの効いたトーンが特徴です。本機は指板Rを305Rに設定する事で、現代的なアプローチやセッティングを容易に実現出来るよう工夫しています。加えてグリップは見本となる個体をお持ち込み頂き、そのグリップと同等の感触を実現しています。
 

ボディーにはアッシュを採用

ボディーには軽量なアッシュ2Pを採用。アッシュ素材ならではのレンジが広く、ダイレクトでタイトな反応が楽しめます。フェンダーの歴史上、アッシュ+メイプル1Pの時期は1955年頃までですが、その当時には無いキャンディーアップルレッドをあえて採用している事もポイント。ヴィンテージトラッドでありながら、有りそうで無かった一本が生まれました。