G'7 Special g7-ST Type 1 "Vintage Fiesta Red"

製作秘話

一生物のスタンダード



今回オーダーを頂いたオーナー様はまだお若い方でしたが、その年齢に似合わず非常に渋い好みをお持ちでした。オーダーの内容もg7ストラトの最もスタンダードな仕様で、カラーリングもヴィンテージライクな雰囲気を思い切り出したいとの事でした。

前もってルックスやサウンドに関するお好みを伺っておく事で、最終的な仕上がりもよりオーナー様好みに近付ける事が可能となります。
一言でストラトと言ってもサウンドの好みは人それぞれですし、実際にヴィンテージのストラトだって同じサウンドは2本とありません。ある程度の方向性は材選定やパーツのチョイスなどで操作も出来ますので、やはり最初のカウンセリングは非常に重要と言えます。

ヴィンテージライクな方向性ではあるにせよ、やや派手めな立ち上がりの方がお好みである印象を受けた為、太くパンチの効いた、それでいて気持ち暴れたレスポンスを意識し製作させて頂きました。
実際に仕上がった本機も、正に狙い通りのレスポンスを得る事が出来ました。ピッキングに対して素直に、同時にブライトに弾けるような中域のレスポンスが存在しておりプレイヤーをその気にさせてくれる魅力的なトーンを実現出来ました。
ルックス面でもヴィンテージ色の強いフェスタレッド。非常に再現性の難しいカラーですが、オーナー様のお好み通りに仕上げる事が出来ました。

一見するとスタンダードな仕様でも、わざわざオーダーとして頂くというのは相応の拘りあっての事です。我々としてはその拘りをいかに汲み取り反映していけるか、という意識を持ってオーダーにお応えしています。
希望のマテリアルだけ再現した安直なオーダーではなく、本当の意味で深く愛着の持てる楽器を生み出せるよう尽力しています。

オーナーであるY様。今後のミュージックライフの充実を計る上で、本機の存在が無くてはならないものとなる事を祈っています。是非楽しんで下さいね!

【Spec】
Body : Alder 2P
Neck : Hard Maple 1P
Finger Boad : Indian Rosewood
Joint : Detachable
Machine Head : Gotoh SD91-05MN-R
Bridges : g7 Original Tremolo Assembly
Pickups : Vanzandt Vintage Plus Set
Control : g7 Original ST Circuit
Finish : Vintage Fiesta Red (Lacquer)



2015/08/07

指板にはセレクトされた上質なローズ材

指板には厳選されたインディアンローズを採用。近年使用されているローズ指板はスカスカで粗悪な材が目立ってきました。g7ではインディアンローズの中でも一際上質な物のみを使用し「インディアンローズの良さ」というのを最大限引き出す事を意識しています。



ネックには硬質なメイプル材

ネックには十分に厳選された硬質なハードメイプルを使用しています。勿論硬ければ硬いほど良い、というわけではありませんが、g7の目指すトーンを引き出す為には最低限越えないといけない硬度があります。


ピックアップにはVanzandtのVintage +をセットで

ピックアップにはヴァンザントのヴィンテージプラスをセットで搭載。センンターには逆巻きのものをチョイスし、ハーフトーンを多用するプレイヤーからは特に支持されています。