製作秘話
他ブランドを圧倒するリアル59サウンド
今回のオーナー様はこれまでに数十本のレスポールに触れ、何年もかけ本物のレスポールトーンを追い求めてきた方です。その中で選びに選び抜いた某G社の大アタリ個体を所有するも、それでも満足出来ず当ブランドへご相談頂きました。
非常に強い拘りをお持ちのオーナー様です。材のチョイスからグリップ、ヒール部の仕上げ、カラーリングの雰囲気から細かいパーツ類に至るまで、綿密な打ち合わせの元製作を進めました。
カラーリングに関しては当初、そこまで拘りは無いと仰っていたオーナー様でしたが、実際にカラーリングの工程を目の当たりにすると、見事な手腕で仕上げられていく、まるでアートのようなヴィンテージバーストにはすっかり心奪われていたご様子でした。そうです、ルックスもサウンドも全てにおいて芸術的である事。これこそバーストレスポールの絶対条件なのです。
実際に仕上がり後、オーナー様立会いの元で最終調整とセットアップを行い、堂々完成したサウンドはオーナー様も感動のご様子でした。
他ブランドのどのレスポールと比較しても比較にもならない次元。オーナー様ご自身にもそのようにご満足頂けたようですし、これから先のミュージックライフを最大限サポートしてくれる、そんな一本に仕上がったのではないでしょうか!
【Spec】
Body : 4A Figured Hard Maple Top / 1P Honduras Mahogani Back
Neck : 1P Honduras Mahogani
Finger Boad : Jacaranda
Joint : Set Neck
Machine Head : KLUSON (Aged)
Bridges : DMC ABR-1
Pickups : Vintage Maniacs HystericPAF DB Set
Control : Les Paul Original Circuit
Finish : Vintage Deep Honey Burst (Lacquer)
2015/07/01
ピックアップにはHystericPAF + DMC
PUにはヴィンテージマニアックス(旧59トレーディング)ヒステリックパフにDMCエイジドカバー&エスカッションを組み合わせました。これぞリアルパフ!と呼べるルックス、サウンドを実現しています。
ブリッジ周りもDMCで統一
ブリッジとテイルピースはDMCのパーツをチョイス。非常にリアリティのあるルックスで雰囲気を演出します。
指板にはハカランダ材
指板にはエキゾチックな木目が特徴的なハカランダを採用。タイトでいなたい、独特のレスポンスはこの材でしか出し得ません。
ボディバック&ネックには貴重な1Pホンジュラスマホガニー
近年、市場に出回る多くのマホガニーが安価で粗悪なものばかりになってきている中、非常に貴重な1Pのホンジュラスマホガニーをバック&ネックに採用。鳴りや重量も充分に考慮し、最適なバランスを実現出来るよう材選定を行っています。