G'7 Special
g7-JM Type1
"Sonic Blue"

製作秘話


 
今回のオーダーは遠方からのオーダーとなっておりますが、ツアーなどで東京にお立ち寄りの際にカラーリングのお立会いを頂くなど、出来うる限りの妥協の無い形で進めさせて頂きました。
 
本機のオーダーで最も拘りを感じたのはそのカラーリングです。ソニックブルーでの着色となりましたが淡い雰囲気を大事にし、新品臭さを抑えながらも緑っぽい変色は無し。ポップでありながら適度ないなたさを感じさせる表情を目指しました。
通常のg7-JMで多いのはラッカー焼けを再現する加工ですが、ラッカー焼けは塗膜のトップコートに黄色系の焼け色が加わる状態。その為、カラーそのものにも当然ながら影響が出ます。ソニックブルーのヴィンテージ個体に多いのは淡い青に黄色が加わり、最早サーフグリーンの様に変色している状態。それはそれでとてもカッコいいのですが、本機のオーナー様からはあくまで「青」を意識したいとのご要望を頂き、敢えてこのラッカー焼けをさせずに艶ムラのみで古っぽさを軽めに表現してみました。
そのボディに合わせて、ネックのラッカー焼けもライトリーな仕上げとなっている事も見逃せません。 
 
サウンド面でのお好みを実現する為、そしてライヴでの取り回しを考え(オーナー様は女性の為)ボディには軽量なアッシュ材を採用。上質なインディアンローズウッドとの組み合わせにより、タイトな芯を感じながらも適度に広がる濃密な倍音。適度なブライトさと十分なミッドレンジ。しかし音像がボヤける事は無く、アコースティックな鳴りをガツンと感じながらもスッキリとした都会的で垢抜けたジャズマスタートーンを実現出来ました。
 
今後のご活躍の傍に、本機が寄り添ってくれている事を祈っております。
 
 

【Spec】
Body : Ash 2P
Neck : Plain Hard Maple 1P
Finger Boad : Indian Rosewood / 22f 
Joint : Detachable
Machine Head : GOTOH SD91-05R
Bridges : A/P JM with Guardian Rising Saddle & Retrotone Fixingbush
Rising Screw : 6-S&H / 5-S&S / 4-S&H / 3-S&S / 2-S&S / 1-S&H
Pickups : Seymour Duncan SJM-1
Control : 1Vol , 1Tone , 1SW
Color : Sonic Blue
Finish : Half Vintage (Full Lacquer)

 
 

2018/04/06

ピックアップにはSeymour Duncanを採用

ピックアップにはセイモア・ダンカンのSJM-1をセットで採用。ダンカンPUの中でも低出力かつ最もスタンダードで扱い易い特徴を持つモデル。ナチュラルながら豊かなミッドレンジにより太い音像が実現されます。
  

ブリッジ周りにはGuardian,Retrotoneを組み合わせ

ブリッジサドルにはガーディアンのライジングサドル、ブリッジ差し込みにはレトロトーンのフィクシングブッシュをそれぞれ採用。弦落ちを防止し、ブリッジユニット自体の前後の動きを抑制する事で、サウンドやプレイアビリティーに絶大な効果をもたらします。
 

カラーは拘りのソニックブルー

オーナー様拘りの「淡いソニックブルー」を採用。赤鼈甲柄のピックガードとの組み合わせが絶大な存在感を生み出します。ボディには焼け色の加工を敢えて施さず淡いブルーを生かし、同時に艶ムラのみでいなたさを表現。