G’7 Special g7-ST Type 3S "Stratovarius"

製作秘話

ストラディバリウス級の一本を。


 
 
今回のオーナー様は以前よりリペアや調整でg7をご利用頂いている方で、日頃より大変お世話になっておりました。そんなオーナー様からは『細かい事はお任せするので、ストラディバリウスやハウザー級のストラトを』という前代未聞の依頼内容を頂きました。

まずボディ材に関しては1Pか2Pかで迷いましたが、バランスの良さとムラの少なさを考慮してアルダー2P材を。ネックにはフィギュアド無しでトラッドな印象を。そして指板のハカランダには戦前マーティンを思わせるエキゾチックな木目と、明瞭で深みのある音響特性を感じる材をチョイスさせて頂きました。

ピックアップにはグリーニングドッグをチョイスし、サーキットもヴィンテージ線材を贅沢に使用した上で、わざとらしくならないよう無駄な高級志向は敢えて避けています。サーキット内をゴージャスにし過ぎると、抜け過ぎて逆に違和感を覚えてしまう事も多々あります。その為、アッセンブリの製作時には何よりバランスを考慮するようにしているんですね。

そしてお渡し当日、まさかのオーナー様の誕生日という運命的な日でしたが、チェック後は『これまで物足りなく感じてた部分が全て解消されてる。もう何にも言う事無い!』と大変嬉しいお言葉を頂けました。

オーナーのT様、今後弾き込んで頂ければ正に"ストラディバリウス級"の一本にまで成長してくれる一本だと思います。その成長の過程も是非楽しんで下さいね!


【Spec】
Body : Alder 2P
Neck : Plain Hard Maple 1P
Finger Boad : Jacaranda
Joint : Detachable
Machine Head : Gotoh SD91-05MN-L
Bridges : g7 Original Tremolo Assembly
Pickups : Grinning Dog E60s Style Set
Control : g7 Original ST Circuit (Type 2)
Other : Raw Vintage RVTS-1
Finish : Three Tone Sunburst  (Lacquer)

 
 

2014/03/28

指板にはハカランダ材

 

指板にはハカランダを使用。"戦前マーティン"を彷佛とさせる音響特性に美しい板目。サウンドの立ち上がりに大きく影響する部材である為、非常にシビアな材選定を必要とします。
 
 

ネックには硬質なプレーンメイプル

 

ネック材は敢えてプレーンメイプルをチョイスする事により、トラッドで飽きのこないルックスを実現しました。
 
 

“G’SEVEN"の刻印入りオリジナルトレモロ

 

ブリッジにはg7オリジナルのトレモロアッセンブリを搭載。ヴィンテージから採寸し、最高の音響特性を目指し製作された自信のパーツです。
 
 

リアピックアップもトーンコントロール可能

 

センタートーンの位置で、リアピックップもトーンコントロール可能とするオリジナルサーキットを搭載しました。これだけでストラトの音作りはグンと幅広くなります。