G'7 Special
g7-ST Type3
"CBS 3TS"

製作秘話


 
今回のオーナー様はg7-JM(ジャズマスター)とほぼ同時にオーダーを頂いており、こちらが2本目のg7 Specialとなりました。
 
普段g7で製作されるストラトの多くは1960年前後をイメージする事が多いのですが、本機はCBS期を意識したモデルとなります。
指板はスラブ貼りのハカランダを採用しPG等のプラパーツもMG系で統一しながら、ピックアップにはGrinningDogのグレイボビンモデルM60s。そしてボディカラーにはCBS Fenderを強く意識した3TSと、2つの時代の特徴が混在しているような仕様となりました。
 
ここでカラーの遍歴を簡単にご説明すると、、、
1958年から始まった3トーンサンバースト。当初は全てのバーストが太く、同時にグラデーションも深く自然なものでした。
1963年頃から少しずつバーストの雰囲気が変わって行き、1965年のCBS売却時より各色のコントラストがキツくなり、同時に各色のラインもタイトな個体が増えました。
 
その上でオーナー様からは「黒は細く」というサンバーストをご所望頂きました。
CBS系のバーストは兎角安っぽくなる傾向が強い中、本機にはしっかりと高級感を添える事が出来たように思います。オーナー様にも大変ご満足頂けた、見事な表情が生み出せました。
 
勿論トーンも特筆です。CBSらしくロウ成分がカットされながらも音の芯はしっかりと腰があり、音像自体が薄っぺらくなっていない事に気が付きます。その上で適度な"ジャリつき"と"暴れ"がワイルドな表情を生み出してくれます。
思わずマーシャルをドライヴさせたくなる、そんな刺激をくれる一本となってくれました。
 
 
 

【Spec】
Body : Alder 2P
Neck : Plain Hard Maple 1P
Finger Boad : Jacaranda / 22f 
Joint : Detachable
Machine Head : GOTOH SD91-05R
Bridges : g7 Original Tolemolo
Pickups : GrinningDog M60s
Control : 1Vol , 2Tone , 1SW
Color : CBS 3TS
Finish : Half Vintage (Full Lacquer)

 
 

2018/04/07

ピックアップにはGrinningDogを採用

ピックアップにはグリニングドッグのM60sをセットで採用。1960年代中盤グレイボビン期のサウンドを再現したモデルで、タイトなボトムとブライトなトップが特徴。一層ワイルドなドライヴサウンドが得られます。
  

ブリッジにはg7オリジナルシンクロを搭載

ブリッジにはg7拘りのオリジナルシンクロトレモロを採用。g7が求めるパンチの効いたヴィンテージストラトトーンを再現するのに不可欠なパーツです。サドルにはG'SEVENの刻印も施され、g7企画〜GOTOH製作の一級品となっています。
 

指板にはハカランダ材を採用

指板には大変希少なハカランダ材を贅沢に採用。非常に詰まった道管、硬めの素材感、美しい木目、、、サウンドは勿論、見た目のインパクトとしても秀逸な存在感を持ちます。
 

カラーはCBS期の3トーンサンバースト

3TSも実は各年代によって様々な特徴を持ちますが、本機はCBS期のフェンダーに多く見られる黒が細く、各色のコントラストがキツめのサンバースト。そこから更にフェイドの進んだイメージで仕上げています。