G'7 Special g7-ST Type3 "Olympic White"

製作秘話

上品な渋さを実現した王道ストラト


 
 
今回のオーダーは王道のスタイルでありつつも、オーナー様拘りの上品な雰囲気を追求した一本となります。
 
ボディにアルダー2P、ネックにはハードメイプル1P、指板には贅沢にハカランダ材を、それぞれ厳しい目で選定。
いわゆるスラブローズの王道ヴィンテージストラトスタイルですが、オーナー様の中に控えめで上品なイメージが強くあり、その部分の追い込みには非常に神経を使いました。
 
オリンピックホワイトの色味そのものは勿論ですが、その上のラッカー焼けの雰囲気。ここの焼けムラや塗膜の艶ムラ、、、こういった加工を施す事で古くいなたい、同時に迫力も満点な雰囲気を演出するのですが、今回のオーダーは"焼け色は控えめに、、、しかしヴィンテージな雰囲気は大事に"との内容。
それを受け、"非常にミントなコンディションを保たれた上品なヴィンテージストラト"という感覚で製作をさせて頂きました。
 
サウンドも見事です。アルダー+スラブローズならではの太さは勿論存在していますが、驚くべきはそのブライトでタイトなレスポンス。 ギターサウンドの最も重要なポイントである中域にはしっかりとコシがあり、レスポンス時にももたらずバツッと前に飛び出します。(この中域のタイトさ、コシの強さこそ音抜けの秘密です)
しかしながらストラトらしいトップの色気や鈴鳴り感もしっかりと備わっており、サウンドの明瞭感や力強さだけでなく、独特の減衰音や倍音の広がりも非常にヴィンテージライクで心地よく、一言では言い表せない様々なポジティブな要素が見事なバランス感で同居している事が聴いて取れます。
 
弾けば弾くほどg7ストラトの奥深さや面白みが溢れ出てくるような、そんな一本に仕上がったかと思います。オーナー様にとって生涯手放せなくなるような、そんな愛機に成長してくれる事を期待しています。
 

【Spec】
Body : Alder 2P
Neck : Plane Hard Maple 1P
Finger Boad : Jacaranda
Joint : Detachable
Machine Head : Gotoh SD91-05MN-R
Bridges : g7 Original Tremolo Assembly
Pickups : Raw Vintage 6264 Set
Control : g7 Original ST Circuit
Color : Olympic White
Finish : Half Vintage (Lacquer)

 
 

2016/09/11

指板には稀少なハカランダ材を使用

指板には貴重なハカランダ材をチョイス。非常に整った美しい表情が特徴の個体で、パンチがありながらもバランスに優れたレスポンスが得られました。
  

スプリングはロウヴィンテージ

トレモロスプリングにはロウヴィンテージを採用。ヴィンテージスプリングさながらの弱くなった張力を再現し、5本掛けをする事でダイレクトでありながら独特のスプリング鳴りも加わり色気のあるトーンを実現出来ました。
 

ピックアップにはロウヴィンテージ

ピックアップにはロウヴィンテージの6264を採用 。ヴィンテージ同様の良い意味での雑味とパンチを再現しており、弾けば弾くほど味わいが増してくるような音色となりました。