製作秘話
オリジナルカラーを採用しながらも、トラッドな雰囲気を大切に。
今回のオーダーは福島県アイヴィー楽器様を通じてのオーダーとなりました。
アルダーボディのテレキャスターシンラインとなるのですが実はこの仕様、あまり一般的ではありません。フェンダー社ではシンラインはアッシュかマホガニーで製作される為、今回の仕様はこれだけでオリジナリティの溢れる一本という事になります。
しかし同時にg7のシンラインでは一番人気のある仕様でもあり、今回もオーナー様のご要望を形にしようとすると自然とアルダー材の選択となりました。
ネックにはハードメイプルを、指板には贅沢にハカランダを使用しています。
この組み合わせから、シンラインらしからぬタイトでパンチのある音像が飛び出し、強力な中域の存在感と同時に美しいツヤも感じる事が出来ます。勿論シンラインらしい適度な箱鳴り感もある為、コシがありながらも柔らかく美しいボトム成分と、豊かな広がりが耳に心地良く響きます。
ルックス面にも拘りが強く反映されています。カラーリングはオーナー様ご指定のオリジナルカラー。フェスタレッドをシースルーにしたようなイメージで、かつヴィンテージな暖かみ、渋みを加えてあります。ハードウェアパーツをゴールドに統一する事で、適度にゴージャスなアクセントとなっています。
一見するとトラディショナルなギターですが実はオーナー様の拘りがたっぷりと反映されており、オリジナリティだけでなく、完成度も非常に高い一本に仕上がったかと思います。
これから先長い時間をかけ、ステージからの色々な景色をオーナー様と共有していける事を願っています!
今回のモデルはブログでも取り上げています。是非ご覧ください。→
コチラからどうぞ。
【Spec】
Body : Alder 2P
Neck : Plane Hard Maple 1P
Finger Boad : Jacaranda
Joint : Detachable
Machine Head : Gotoh SD91-05MN-L
Bridges : Gotoh GTC201
Pickups : Vanzandt Dallas Chopper Set
Control : 1Vol , W-Tone, 1Lever SW(4way)
Finish : Seethrough Red (Lacquer)

【Spec】
Body : Alder 2P
Neck : Plane Hard Maple 1P
Finger Boad : Jacaranda
Joint : Detachable
Machine Head : Gotoh SD91-05MN-L
Bridges : Gotoh GTC201
Pickups : Vanzandt Dallas Chopper Set
Control : 1Vol , W-Tone, 1Lever SW(4way)
Finish : Seethrough Red (Lacquer)
2015/10/28